私は以前、有料老人ホームに勤めていました。当施設では4年程働いていますが、施設によって入居者様への接し方やスタッフ間の繋がり、サービスの提供スタイルなどが「これほど違うものなのか」と痛感しています。
「混合型特定施設 いぶき」は、社長を筆頭にして、スタッフの意識の高さやバイタリティの豊かさには目を見張るものがあります。
笑顔を絶やさず入居者様に接し、それぞれが毎日のレクリエーションの内容に工夫を凝らすなど明確な意志を持って働いているため、私自身とても働きやすく、刺激を受ける毎日です。
私がこの施設を最初に訪れたときに感心したことでもあるのですが、施設周りの花壇や畑にはきちんと季節の花や野菜が植えられていて、手入れも行き届いていることです。
のちに社長が率先して手入れをしていることを知ったのですが、特に花壇は「一宮市花壇コンクール」で一宮市議会議長賞を受ける程の出来栄えです。
このような花壇を、居室やリビングから毎日眺めることができるのが自慢のひとつです。
介助などで入居者様と接する際は、「基本的な作業こそきちんと行なう」ということを心掛けています。
一見簡単そうに感じますが、時間がないときや気持ちに余裕がないとき程難しいため、強く意識するようにしています。
また、何事も自分に置き換えて介助するようにしています。
例えば更衣介助ならば、実際に自分が服を着るときはどのような着方をすると着衣しやすく、着心地良くいられるかということを考えながら介助します。
私は自分が着衣後に袖のねじれを無意識に直していたことに気付き、入居者様の介助時にサッと直すことができるようになりました。
この「ほんの数秒でできる気遣い」に気付いて喜んで下さる入居者様は多く、喜んで頂くことが私のやりがいにもなっています。
当施設では定期的に地域のお店や業者の方が訪問販売をして下さっています。
内容はパンやクッキーといった食品をはじめ衣類や小物の販売など、その時々で変わります。
入居者様の中には買い物に出かけるのが難しい方もいらっしゃるのですが、訪問販売は施設内にお店を開いて頂けるので、自分の目で見て、好きなものを選んで購入できるため好評です。
「次はいつ来るの?」と入居者様からよく質問されるので、皆様楽しみにしていらっしゃるようです。
今よりもっと多く入居者様の笑顔が見られるよう、入居者様それぞれに合ったコミュニケーション方法を大切にして接していきたいです。
人生の大先輩ですが、時には砕けて笑いながら話す時間も大切だと考えています。
そして、入居者様と接する時間が多く持てるよう、作業の効率化や自身のスキルアップにも努めたいです。
また、ミニレクリエーションの内容をもっと充実させたいと考えているので、他施設などの見学をして、知識やアイデアを増やしたいです。